DJ・選曲・構成:佐野元春
TBSラジオ 毎週火曜 夜 9:00 onair
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番組推薦のアルバムを毎月3作品ピックアップ
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Mose Allison: The Way Of The World
リリース年月日:2010-07-07
レーベル(国内):ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
レビュー:1件
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- harada
- 東京都
- 2010/8/13
「江戸っ子は、粋でいなせで…云々」ということを聞いたりする。このアルバムには、そんな“IKI”を感じてしまう。プロデュース、エンジニアリングはあの「ジョー・ヘンリー組」が担当、レコーディングは5日間で終了。「あなたと、どうしても作品が創りたい」というジョー・ヘンリーの半ば強引な押しかけ、そして熱意と口説きが功を奏したのか(モーズ本人は最初まったく乗り気じゃなかったらしい。そりゃそうだ)、洒脱ながら深淵な音の世界が拡がっています。個人的には、「これって呻き声じゃねぇ!?」というスキャット(だと思う)が良いアクセントになっているのでは、と思います。80歳過ぎとは思えない指さばきも、大きな聴きどころ。CMJ jazz chart, Amazon.com Jazz chartで堂々の#1を獲得。売れてます。
Sheryl Crow: 100 Miles From Memphis
リリース年月日:2010-07-14
レーベル(国内):ユニバーサル・インターナショナル
レビュー:1件
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- ラヴ・シック
- 富山県
- 2010/8/4
今年3月にジャクソン・ブラウンとのジョイントでの来日、そのなかで唯一シェリルの単独公演だった金沢公演を観ました。彼女のライヴは初めてではなかったけれど、このときは「あぁ、何か吹っ切れた感じだな」そう思えるほどステージのシェリルはノッてました。そして届けられたこの新作。その「ノリ」がそのままパッケージされたような楽しいアルバムです。これまであまり彼女に興味がなかった、そんな方にこそお勧め。特にジャクソン5のカヴァー「帰ってほしいの」は出色の出来です。
Los Lobos: Tin Can Trust
リリース年月日:2010-07-21
レーベル(国内):P-VINE RECORDS
レビュー:1件
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- harada
- 東京都
- 2010/8/13
「パブロフの犬」ってありますよね、ベルが鳴っただけで唾液が出てしまう「条件反射」を指すアレです。私にとって、ロス・ロボスはまさしく「パブロフの犬バンド」であり、新作発売と知った途端に予約をポチッとしてしまう、というアレです。そりゃそうでしょう、00's以降だけでも『Good Morning Aztlán』『The Ride』『Live at the Fillmore』『The Town and the City』とハイクオリティなアルバムを連発しているのですから。ジャムバンドの文脈で語られることの多い「小太りおじさん5人組」の演奏力は、今作『Tin Can Trust』でも遺憾なくスパーク。East L.A.生まれの卓越技能者集団の彷徨・咆哮は、止まることを知らない。「West L.A. Fadeaway」のカヴァー、そしてアルバム全体に漂う「閉塞への諦めと打破」も意味深ですね。毎アルバム1〜2曲収録されるラテンポップ、今作では「Yo Canto」は、これまた異様なまでに腰に来る。酷暑の今夏に、灼熱のロス・ロボス。ボリューム上げめでいかがでしょうか。


