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番組推薦のアルバムを毎月3作品ピックアップ

3picks Artwork

Paul McCartney & Linda McCartney: RAM (Super Deluxe Edition)

リリース年月日:2012-05-30 
レーベル(海外):Hear Music

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Paul Simon: Graceland 25th Anniversary Edition CD/DVD (featuring "Under African Skies" film)

リリース年月日:2012-07-04 
レーベル(海外):Sony Music Entertainment

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Joe Jackson: The Duke

リリース年月日:2012-06-26 
レーベル(海外):Razor & Tie

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レビュー:1件
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  • harada
  • 東京都
  • 2012/8/15

もともと、ジョー・ジャクソンは変化球がうまい。直球と変化球を変幻自在に使い分け、我々リスナーを良い意味で翻弄し続けている。今回のデューク・エリントンへの謝意アルバム、これはもう変化球と言っていいだろう。最近は炎ほとばしる豪速球が続いていたので(『Volume 4』『Afterlife』『Rain』『Live Music』)、ここで大きく落ちる変化球をJJは放ってきた。公爵のクラシックナンバーに、プチ奇天烈なアレンジを施してみたり、「キュイーーーン」なスティーヴ・ヴァイの超絶ギターを切り込ませてみたり、「スゥイングしなけりゃ意味がない」ではイギー・ポップが合いの手を入れてみたりと、肩の力を抜きながらもやりたい放題だったりする。では、この作品がただのキワモノかというと全くもってそんなことはなく、当然ながら演奏自体のクオリティは高いし、楽器の音は綺麗に録れている。私的な好みを指摘させていただくならば、「パーカッション+弦(チェロやヴィオラ、ヴァイオリン)」の組み合わせでジワジワと艶のある音空間を漂わせていく、あのJJ独特のアレンジの妙。『Night & Day Ⅱ』や『Two Rainy Nights』で試行錯誤していたサウンドデザインが、このレコードで一つの完成形をみた。JJやジェフ・リンのロックサウンドにおける弦の使い方は、もう芸達者の成せる技としか言いようがない。…とかなんとか言いながら、やっぱり本作における大きなウリは、公爵様の「つかみはOK」的なインパクトが強烈なイラストかもしれない。そこのあなた、ジャケ買いしても損はしないので、怖がらずに聴いてみてくださいね。