FENDER JAZZ MASTER(左)は、元春のステージでもレコーディングでもお馴染みのギターだ。アルバム“Visitors”の頃、渡米中に購入したものだという。ブリッジのサドル部分がFENDERオリジナルのものから、TUNE O'CLOCKに交換されている。また、ピックガードが前回のツアー中に破損してしまったために、新しいものに交換したとのことだ。

GIBSON SOUTHERN JUMBO(右)は、'90年代初期のGIBSON特注による限定モデル。世界中に36本しか存在しないという非常にレアなギターで、'97年11月に購入したばかりだという。「本当に素晴らしいギターだ」と元春本人が語る、ご自慢の1本だ。アコースティックギターだが、ピックアップ(HIGH LANDER)を入れて使用している。また、写真でもよく分かると思うが、ハウリング防止のためにサウンドホールを塞いである。これからツアーに、レコーディングにと大活躍する1本となるだろう。
FENDER JAZZ MASTER GIBSON SOUTHERN JUMBO

Moto Sano

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* TUNE O'CLOCK --- 正しくは、「TUNE O' MATIC」。「TUNE O'CLOCK」は、ずいぶん前から元春のローディー・チームの間では、符丁としてみんなが呼んでいて、今や符丁だということも忘れるほど定着しているらしい。