Napoleon Fish Day

ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
Napoleon Fish Day
レーベル：Epic Records
商品番号：ESCB1326
発売日　：1989.06.01
価　格　：￥2,854（税込）

曲目リスト			TIME	歌詞	コード譜	聴く

	1.	ナポレオンフィッシュと泳ぐ日	3:05
	2.	陽気に行こうぜ	3:28
	3.	雨の日のバタフライ	3:14
	4.	ボリビア - 野性的で冴えてる連中	3:18
	5.	おれは最低	2:38
	6.	ブルーの見解	3:41
	7.	ジュジュ	2:39
	8.	約束の橋	4:19
	9.	愛のシステム	3:30
	10.	雪 - あぁ世界は美しい	5:48
	11.	新しい航海	3:03
	12.	シティチャイルド	3:25
	13.	ふたりの理由	4:08
※楽曲の試聴にはQuickTimeが必要です。

　解説

元春サウンド、中期の傑作。初めて日本語でつけられたアルバム・タイトル。曲名もすべて日本語だ。しかし、それに反してレコーディングはロンドンで、しかも現地のミュージシャンやプロデューサーを起用して行われた。ロックンロールの8ビートに正面から取り組んだ作品で、佐野は自信にあふれ、エルヴィス・コステロ周辺のミュージシャンたちと心置きなくロックしている。まちがいなくそれまでに彼がつくったもっとも“洋楽的”なアルバムだが、そうしたサウンドのあちこちに“東洋的”なセンスがうかがえるのも興味深い。ロックのヴィジョンに導かれた真剣なアルバム。佐野はここでまた、“日本のロック”の新しい地平を切り開いたのだ。

　 Moto's Note

プロデューサー、コリン・フェアリーと出会った。ブリンズレイ・シュワルツやピート・トーマスといったミュージシャンとのセッションが楽しかった。多くのものを失い、多くのものを得た時期だった。僕はこのアルバムが好きだ。