Disc One 01. アンジェリーナ '99 mix version 02. ハッピーマン '99 mix version 03. ダウンタウンボーイ '99 mix version 04. ヤングブラッズ '99 mix version 05. 彼女 Slow Songs version 06. コンプリケイション・シェイクダウン Edited version 07. ニューエイジ Edited version 08. インディビジュアリスト H.K.B session 09. 愛のシステム Edited version 10. ぼくは大人になった Original 11. ジャスミンガール '99 mix version 12. 君をさがしている(朝が来るまで) H.K.B session 13. 君を待っている Original 14. 約束の橋 No Damage ll version 15. 新しい航海 '99 mix version 16. ロックンロール・ナイト '99 mix version |
Disc Two 01. サムデイ '99 mix version 02. スウィート16 '99 mix version 03. レインボー・イン・マイ・ソウル '99 mix and edit version 04. また明日 '99 mix version 05. トゥモロウ Edited version 06. 彼女の隣人 Original 07. レインガール '99 mix and edit version 08. 君を連れてゆく Original 09. 楽しい時 Original 10. 水上バスに乗って Original 11. すべてうまくはいかなくても '99 mix version 12. 経験の唄 Original 13. ヤング・フォーエバー Original 14. ロックンロール・ハート Original 15. シーズンズ Original 16. イノセント 20th anniversary edition |
Disc One 01. アンジェリーナ '99 mix version 1980年、当時23歳。この一曲で日本の音楽シーンは変わった。歌唱法、テーマ、言葉、サウンド、スタイル、どれをとってもそれまでの国内音楽シーンにはなかった斬新なアプローチに、衝撃のデビュー作となった。このアルバムの収録にあたって、オリジナル・マスター・テープをもとに再ミックスされた。 ...................................................................▲ 02. ハッピーマン '99 mix version 初期のロックンロール・ナンバーで、ライブでは今でも人気の高い曲のひとつ。このアルバムの収録にあたって、オリジナル・マスター・テープから再ミックスされた。 ...................................................................▲ 03. ダウンタウンボーイ '99 mix version 「ダウンタウンボーイ」は2バージョン発表されている。1981年リリースのシングル・バージョンとアルバム『サムデイ』(1982)に収録されたバージョンだ。ここでは、前者のマスター・テープから再ミックスされた。 ...................................................................▲ 04. ヤングブラッズ '99 mix version '86国際青年年のテーマ・ソングとして起用されヒット。初期のバンド、ザ・ハートランドに加え、ブラス・セクション「Tokyo Be-Bop」が加わり、自らを“ヤング・ソウル・アンサンブル”と名乗っていた時期の曲。このアルバムに収録するにあたってオリジナル・マスター・テープから再ミックスされた。 ...................................................................▲ 05. 彼女 Slow Songs version 優れたソングライター/ストーリー・テラーとしての才能を発揮したバラード曲。この曲に見られるような、映像を喚起させるソングライティング手法は、佐野の得意とするところ。ここに収録されたトラックは、1991年、アルバム『スロー・ソングス』のために再レコーディングしたテイク。 ...................................................................▲ 06. コンプリケイション・シェイクダウン Edited version 1983年、単身渡米。一年間のニューヨーク生活を経てリリースされた衝撃的なアルバム『ビジターズ』(1984)からの曲。日本語によるラップ/ヒップホップ表現は、リリース当時あまりに斬新で、旧ファンと新ファンとの間に大きな議論を呼んだ。アルバムの収録にあたり曲の長さが短く編集された。 ...................................................................▲ 07. ニューエイジ Edited version 「ニューエイジ」 はこれまでに2バージョン発表されている。オリジナルが、アルバム『ビジターズ』(1984)に収録したもの。もうひとつが、アルバム『ノー・ダメージ II』(1992)に収録した“ハートランド・バージョン”。ここではオリジナル・バージョンが収録され、曲の構成に編集が加えられている。 ...................................................................▲ 08. インディビジュアリスト H.K.B session ザ・ホーボーキング・バンドによる99年のセッションで、このアルバムのために新たにレコーディングされた。オリジナルにあったブラス・セクションが除かれ、よりスカ・ナンバー色が前面に出ている。 ...................................................................▲ 09. 愛のシステム Edited version ポリティカルな題材をテーマにした「シェイム」(1984)「99ブルース」(1986)「誰も気にしちゃいない」(1997)などに連なる一曲。1988年渡英。ブリンズリー・シュワルツらとのセッションを通じたアルバム『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』(1989)からのオリジナル・バージョン。アルバムの収録にあたり曲の長さが短く編集された。 ...................................................................▲ 10. ぼくは大人になった Original 「ガラスのジェネレーション」(1981)の一節“つまらない大人にはなりたくない”と対をなしていると言われている曲。アルバム『タイム・アウト!』(1990)からのオリジナル・バージョン。 ...................................................................▲ 11. ジャスミンガール 99 mix version ファンの間で長く愛唱され続けている佳曲のひとつ。ライブではアンプラグドで演奏されることが多い。このアルバムに収録するにあたってオリジナル・マスター・テープから再ミックスされた。ギター間奏中、オリジナル・バージョンにはなかった佐野のハープが聞ける。 ...................................................................▲ 12. 君をさがしている(朝が来るまで) H.K.B session 96年から活動を共にしているザ・ホーボーキング・バンドとのセッションにより、オリジナルよりさらにフォーク・ロック色を強く打ち出した演奏となっている。このアルバムのため、急遽レコーディングされたニュー・テイク。 ...................................................................▲ 13. 君を待っている Original アルバム『タイム・アウト!』に収録されたラブ・ソング。佐野作品のなかに「情けない週末」(1980)「彼女」(1981)「君を連れてゆく」(1993)「石と卵」(1999)など、男女の愛について物語風に書かれた作品は数多くあるが、この曲はその典型。ラブ・ソングだけを集めたコンピレーション・アルバム『スロー・ソングス』(1991)がある。 ...................................................................▲ 14. 約束の橋 No Damage ll version オリジナル・バージョンは、80年代後期の傑作アルバム『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』(1989)に収録された。TVドラマ『二十歳の約束』の主題歌となりヒット。このテイクは、シングル盤として再リリースした際にボーカルを録り直したバージョン。 ...................................................................▲ 15. 新しい航海 '99 mix version 「新しい航海」は、これまでに2バージョン発表されている。『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』(1989)に収録のものと、アルバム『ノー・ダメージ II』(1992)に収録した“ハートランド・バージョン”だ。このアルバムでは後者のオリジナル・マスター・テープをもとに再ミックスしたものを収録。 .....................................................................▲ 16. ロックンロール・ナイト '99 mix version 都市に暮らす少年少女たちのための初期三部作『バック・トゥ・ザ・ストリート』(1980)『ハートビート』(1981)『サムデイ』(1982)の最終章を飾った曲。「サムデイ」と並ぶ初期の傑作。このアルバムに収録するにあたってオリジナル・マスター・テープから再ミックスされた。 ...................................................................▲ |
Disc Two 01. サムデイ '99 mix version 佐野のアーティスト性が広く認知されるきっかけとなった、当時のユースにとってバイブル的な存在となった初期の傑作アルバム『サムデイ』からの曲。アルバム収録にあたって再ミックスされたこのトラックでは、曲の終盤、長めにフェイド・アウトしているため、オリジナルのミックスでは聞こえなかった佐野のシャウトが聞ける。 ...................................................................▲ 02. スウィート16 '99 mix version 佐野がバディ・ホリーのファンであることを率直に表した作品。このアルバムのためにオリジナル・マスター・テープから再ミックスされた。オリジナルは、アルバム『スウィート16』(1992)に収録。『スウィート16』は92年、日本レコード大賞最優秀アルバム賞を受賞した。 ...................................................................▲ 03. レインボー・イン・マイ・ソウル '99 mix and edit version ファンによる人気投票では常に上位にある曲。ザ・ハートランドの演奏によるベスト3として佐野は、「サムデイ」「ロックンロール・ナイト」そして「レインボー・イン・マイ・ソウル」を挙げている。このアルバムに収録するにあたり、オリジナル・マスター・テープから再ミックスされ、曲の長さが短く編集された。 ...................................................................▲ 04. また明日 '99 mix version アルバム『スウィート16』(1992)に収録したラブ・ソング。矢野顕子とのデュエット。このアルバムのためにオリジナル・マスター・テープから再ミックスされた。 ...................................................................▲ 05. トゥモロウ Edited version 90年代前半の傑作アルバム『ザ・サークル』(1993)からの曲。デビュー時以来、16年間に渡って活動を共にしたザ・ハートランドとのコラボレーションは、このスタジオ・レコーディングを最後に終わった。 ...................................................................▲ 06. 彼女の隣人 Original オリジナルは、92年にリリースしたシングル・バージョン(彼女の隣人 c/w レインボー・イン・マイ・ソウル)。ここには、アルバム『ザ・サークル』(1993)のために再ミックスしたものが収録された。 ...................................................................▲ 07. レインガール '99 mix and edit version TVコマーシャルに起用されて知名度があがった曲。アルバムに収録するにあたり、オリジナル・マスター・テープから再ミックスされ、曲の長さが短く編集された。 ...................................................................▲ 08. 君を連れてゆく Original 深い洞察力に貫かれた歌詞は、佐野がソングライター/ストーリー・テラーとして充分な経験を積んできたことを証明している。アルバム『ザ・サークル』(1993)からのオリジナル・バージョン。オルガン・プレーヤーに英国R&Bシンガー、ジョージ・フェイムが参加している。ここで聞けるダディ柴田のサックスは最高の部類に入るだろう。 ...................................................................▲ 09. 楽しい時 Original ザ・ハートランド解散後、2年間のブランクの後リリースされたアルバム『フルーツ』(1996)。このアルバムは『ミュージックマガジン』において、96年度年間ベストアルバムのNo.1に選ばれた。レコーディング・セッションに参加したミュージシャンはその後、ザ・ホーボーキング・バンドとして活動することになる。アルバム『フルーツ』からのオリジナル・バージョン。 ...................................................................▲ 10. 水上バスに乗って Original アルバム『フルーツ』(1996)からのオリジナル・バージョン。深沼元昭率いるプレイグスとのセッション。同年にリリースされた佐野元春トリビュート・アルバム『ボーダー』(バウンスレコーズ)で、プレイグスは「空よりも高く」をカバーした。 ...................................................................▲ 11. すべてうまくはいかなくても 99 mix version アルバム『フルーツ』(1996)に収録された曲。隠れた名曲としてファンの間でも人気が高い。このアルバムのためにオリジナル・マスター・テープから再ミックスされた。 ...................................................................▲ 12. 経験の唄 Original アルバム『フルーツ』(1996)からのオリジナル・バージョン。メロディ・メーカーとしての才能がいかんなく発揮された曲。卓越した旋律がポエトリーと融合することで、佐野の表現は高みにまで達している。 ...................................................................▲ 13. ヤング・フォーエバー Original ジョン・サイモンのプロデュースによるアルバム『ザ・バーン』(1997)からのオリジナル・バージョン。佐野元春 & ザ・ホーボーキング・バンド名義で発表されたこのアルバムの曲は、すべて、米国ウッドストックでレコーディングされた。 ...................................................................▲ 14. ロックンロール・ハート Original アルバム『ザ・バーン』(1997)からのオリジナル・バージョン。ラヴィン・スプーンフルのオリジナル・メンバーであるジョン・セバスチャンが、ハープとボーカルで参加。永遠のロックンロール・ハートに誓いをたてた佳曲。 ...................................................................▲ 15. シーズンズ Original アルバム『ストーンズ&エッグス』(1999)からのオリジナル・バージョン。人生の出会いと別れを、巡りゆく季節にたとえたこの曲は、過去への決別と、まだ見ぬ未来への限りない憧憬とがせつなく交錯している。 ....................................................................▲ 16. イノセント 20th anniversary edition ロッカー、ソングライター、ストーリー・テラー、詩人、ポップ・アバンギャルド。佐野を一言で形容することはむずかしい。彼が多様なポップ表現を自ら体現しようと躍起になるとき、並外れたどん欲さをもって目的を達成しようとするその情熱に、聴き手は心地よく翻弄される。佐野がたびあるごとに取りあげてきたテーマ「無垢の魂」。アルバムのために新たにレコーディングされたこの曲において、その重要なキーワードがそのままタイトルとなった。2000年にデビュー20周年を迎えて、この曲はファンへの感謝とも読みとれる。“アニバーサリー・エディション”と題されたアルバムのラストを飾る曲として、これ以上にふさわしい曲はないだろう。 .......................................................................▲ |