或る秋の日 アートワーク
再生する

佐野元春 & THE COYOTE BAND「或る秋の日」リリックビデオ

『或る秋の日』ライナーノーツ
2016年11月11日 DaisyMusic

 今年3月、35周年アニバーサリー・ツアーを終えた後、佐野元春の活動がさらに加速している。

 野外フェス「サマー・ソニック」、沖縄「What a Wonderful World 16」 への出演。自身がプロデュースするイベント「THIS! 2016」開催。東京・大阪ビルボードライブでの定期セッションなど、その活動の充実ぶりは近年になく著しい。

 昨年発表したアルバム『Blood Moon』は、メロディの充実度、言葉の鋭さ、演奏の躍動感、どこを聴いても現在の彼が現役のアーティストとして前進し続けていることを証明する傑作として高い評判となった。

 そんな余韻が残る中、この年末にiTunes Storeを通じて新作3トラックEP「或る秋の日」がリリースとなった。

 コヨーテ・バンドとの熟成されたバンド・サウンドが聴ける、M1「新しい雨」。男女の出会いと別れを4分間に凝縮した胸を打つ愛の歌、M2「或る秋の日」。昨年、電機メーカーのWEBのドラマの主題歌として採用された、M3「私の人生」。

 佐野元春の最新曲3曲は、どれも人生を肯定する瑞々しいポップ・ロック曲となった。

 現在、佐野とバンドは、スタジオで新作アルバムのためのレコーディングに取り組んでいる。 佐野いわく、新しい次元に踏みこんだコヨーテ・バンドにとってキャリア最高のアルバムになるだろう、とのこと。新作アルバムの発表は来年春に予定されている。

 新作アルバムに先がけて、佐野元春 & ザ・コヨーテバンドの最新3トラックEP『或る秋の日』。この秋冬、全国中に響かせたい曲の完成です。お楽しみください。


【新曲「或る秋の日」の発表にあたって佐野元春からのコメント】

ファンの皆さんに新曲を届けられるのは嬉しいことだ。
新作アルバムの発表に先がけてリリースする3曲。

「新しい雨」は、コヨーテ・バンドのごきげんなジャム。
「或る秋の日」は愛の唄。ただし、発情したボーイ・ミーツ・ガールの恋愛ソングではない。
「私の人生」はこのEPのための新しくミックス。音の壁は健在だ。

どれも今の季節に聴いてほしい曲。できれば明けて新年にも聴いてほしい。

気にいってもらえるといいな。


2016年11月 佐野元春

佐野元春 & THE COYOTE BAND
佐野元春 &
THE COYOTE BAND
Vocal & Guitar : 佐野元春
Guitars : 深沼元昭
Guitars : 藤田 顕
Keyboards : 渡辺シュンスケ
Drums : 小松シゲル
Bass : 高桑 圭

プロダクション・クレジット

  • Produced by Moto 'Lion' Sano
  • Co-produced by 大井 'スパム' 洋輔
  • Recorded & Mixed by 渡辺省二郎
  • Mastering Engineer : 前田康二
  • Production Management:大本和典
  • 2016 © M's Factory Music Publishers

【 歌 詞 】

新しい雨

words & music: moto sano

みんな
好きな事をしてる
新しいスタイル
それぞれのスマイル
誰が何をしたって
気にしない 
つぶされそうな毎日
ひとりじゃないよ

my generation, your generation
さっきからずっと君は
ここで雨を待っている

今を生きる
自由と愛と戦争
連絡取りあおうよ
そしてなんとか無事でいよう
風向きが変わったら
さっそく出かけよう
急がなくったっていい
ひとりじゃないよ

毎日、何かを買って
毎日、何かを捨ててる
毎日、何かを疑って
毎日、何かを信じてる
デタラメに散らかったこの世界で
行きたい場所は自分で決めるさ

みんな 
好きな事をしてる
新しいスタイル 
それぞれのスマイル
誰が文句を言っても
気にしない
今すぐ飛び込んで
楽しんでいこう

my generation, your generation
とびっきりのその笑顔に
やられっぱなしなんだ

my generation, your generation
さっきからずっと君は
ここで雨を待っている