今の世界、何が起こっても、「驚くに値しない」。タフ&クールな視点をベースに、ドラムン・ベースがうなる。「君のジレンマ、眠っているトラウマ」。こんなフレーズは元春からしかでてこない。16ビートに日本語を乗せた先駆者は、ここでもまた新しい唱法メソッドを確立した。曲途中のワイルドなギター・ソロに思わず顔がほころぶ。