Vol.2 1996
ニューシングルの発売が決定した。タイトルは、「ヤァ! ソウルボーイ」。R&Bテイストの初夏にふさわしい軽快なナンバーとのこと。「永遠のソウル・ボーイ、佐野元春。新しいプロジェクトを率いての再始動第3弾シングル。街のレジスタンス達に贈る、ポップ・ソウル・ナンバー!」(発売元Epic/Sonyからの宣伝用コピーより抜粋)
速報その一です。佐野元春のニューアルバムがいよいよ発売決定! アルバムのタイトルは「フルーツ」。早くも「96年音楽シーン、最高の収穫!」と前評判が高い。全17曲。7月1日、全国のレコードショップにてリリース。以前より、発表はもうまもなくと伝えられていたが、ここに正式にアナウンスされた模様。これまでに発表したどのアルバムよりもポップ性を強調、曲調は、60's & 70's、サイケデリック、フォーク、クラシック、ジャズ、ラップ、等バラエティーに富み、ここ数年の作品、「Sweet16」、「サークル」の音楽性をさらに発展。「佐野元春のホワイト・アルバム」あるいは、「佐野元春のペット・サウンド」という表現を使い、90年代に入ってからの元春サウンドの総集編的な内容になったとのこと。参加ミュージシャンは、前回のツアーにも参加した、「インターナショナル・ホーボー・キング・バンド」のメンバーが中心になっている。この「Moto's Web Server 」でも、ニューアルバムのリリースに合わせて、さまざまなイベントを企画中。お楽しみに!
速報その二。96年秋、佐野元春全国ツアーの日程が決定した!ニュー・アルバム「フルーツ」のプロモーション・ツアーでもあるこのツアーでは、参加ミュージシャンに、前回のツアーでもおなじみの「インターナショナル・ホーボー・キング・バンド」のメンバーを起用。スカパラ・ホーンズは本業で超忙しいため、今回は不参加の模様。ツアーの規模は全国約40ケ所の公演が予定されており、「See Far Miles Tour Partll」以来の大規模なツアーとなる。日程等、さらに詳しいインフォメーションは、「ライブ情報」に逐次掲載していくので、お見のがしなく!
速報! 佐野元春、96年秋の全国ツアー日程
※現在沖縄地区、日程調整中。12月以降の日程については、追って掲載していきます。
デジタル時代のニュージャーナリズム、「ワイアード日本版」が、4月1日より、ホームページを開設した。「ワイアード」バックナンバーから人気の高かった記事の転載の他、アート・ギャラリーやインターネット・リソース集など、オンライン独自の情報を公開している。デザインもCOOLだ。このホームページ内では、本誌95年10月号に掲載された佐野元春インタビューを全文転載している。
ファンにとっては、残念なニュース。ブティック「赤い靴」。元春のデビュー・アルバム、「バック・トゥ・ザ・ストリート」のアルバム・カバーに写っている建物で、今や、街の名所としてガイドブックにも載るほど、その存在は全国的に知られている。その、「赤い靴」のビルが、今年2月、区画整理のため、取り壊されることになった。
今年1月からスタートしたINTERNATIONAL HOBO KING TOURは、2月27日、神奈川県民ホールでのライブを最後に終了。東京・日本武道館では関係者のみならず、ヒートウェーブ、グルーバーズをはじめ、プレイグス、グレート3、トーキョーNo.1ソウル・セットのメンバーなど多くの新鋭ミュージシャンたちが、終演後の楽屋を訪れた。総動員数41.000人。ハートランド解散後、新しい仲間たちとの初のライヴ・パフォーマンスとして、順調なスタートを切った。
ツアー終了後、元春は再びレコーディング・スタジオに戻った。昨年春から行われているレコーディングもいよいよ最終段階に入り、ゴールに向けて全力疾走中だ。今回のアルバムは初めての、「ハートランド以外」のミュージシャンとのコラボレーションで制作され、そのニューサウンドに期待が寄せられている。マネジメントからのアナウンスによれば、発売は6月下旬になるとのこと。今年こそ「セミの鳴きはじめる頃」にはファンの手元に新しいサウンドが届けられる!
そのアルバム発表に先がけて、5月22日、「十代の潜水生活」、「楽しいとき」に続く、第3弾目のシングルが発表される。これは元春の「アルバム発表までに3枚のシングルはリリースしたい」との意向を受けたものだ。タイトルは未定。演奏は、スカパラ・ホーンズを含む、インターナショナル・ホーボー・キング・バンドからのピックアップ・メンバー。春先のリリースにふさわしい、ごきげんなポップ・ソウル・ナンバーとのこと。またカップリングには、大滝詠一プロデュースによる渡辺満里奈への提供曲、「ダンスが終わる前に」のセルフ・カヴァーを収録。こちらを聴き比べるのも楽しみのひとつだ。
都市に暮らす文化的タオイスト達のためのカルチャー・マガジン「THIS」。今号では、孤高のソングライター、レナード・コーエンへのインタビュー&フォト、アメリカ初のロックマガジン「クロウダディ」の創刊者、ポール・ウイリアムス。ブライアン・ウィルソンとの共同アルバムを発表したヴァン・ダイク・パークスへの最新インタビュー等、「THIS」でなければ実現できない、豪華な特集ラインナップだ。「INTERNATIONAL HOBO KING TOUR」ツアーでのフォト・セッション、加えて、元春自身の執筆による「レコーディング日誌」も好調。発売中!
CS放送スペースシャワーの音楽情報番組「ニュース&カウントダウン」にゲスト出演。放送は3月29日(19:00-21:00)。国内外のアーティスト・ホームページを紹介するこのコーナーの最終回を飾るにふさわしいアーティスト、として元春に依頼が来た。インターネットの可能性、「Moto's Web Server」の今後の展開などについて、インタビューを受けた。
今、アメリカ西海岸で、もっとも注目されているサブカルチャー・マガジン「Ray Gun」。「西海岸ビーチ文化」から発信される情報を中心に、「音楽とスタイル」を追及するクールな雑誌だ。これまでに、ビョークやイギーポップなどの特集を手がけ、新しい世代からの支持を受けている。その「Ray Gun」が、日本特集のため来日した際、元春への取材を依頼。アーティストとしての元春の活動やフィロソフィー、インターネットの可能性などについてインタビューを受けた。この掲載は夏頃に発売される予定。日本ではタワーレコードで入手できる。
インターネットを使った新しいファン・コミュニティーを目指す「Moto's Web Server」が、3月13日で一周年を迎えた。この日を記念し、主催のMIPSによる、インターネット上の楽しいイベントが開催された。「Moto's Web Server 1st.Anniversary」と題されたこのイベントでは、臨時のページを設け、同時に元春のバースデイでもあったこの日、全国ファンから電子メールによって寄せられた多数のバースデイ・メッセージが掲載された。インターネットを使ったファンとアーティストをつなぐ画期的なイベントとして、国内外のウエブ・ウオッチャーからも注目された。
メディアとしてのインターネットの可能性を探る機関として、「元春インターネット・ラボラトリー(MIL)」が、3月からスタート。独自のサーバーを設け、「テクノロジーとコミュニケーション」をテーマに、国内外へ向けての情報発信を試みる。元春インターネット・ラボラトリーでは、今後、「Moto's Web Server」の運営を中心に、WWWをベースとする、新しい試みにチャレンジしてゆく予定。今後の動向に注目!
3月13日、元春は今年の誕生日をレコーディング・スタジオで迎えた。スタッフが用意した特製バースデーケーキとシャンペン。作業をいったん中止して、なごやかなパーティーが開かれた。スタッフからは、ソニー製のMDをプレゼントされ、操作方法を熱心に聞く場面も。元春はケーキをほおばりながら、「ありがとう」を連発していた。
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