MM誌、96年度年間ベストアルバム発表
日本のロック/ポップス部門
アルバム「フルーツ」がNo1に!


「ミュージックマガジン」誌2月号、1996年度年間ベストアルバムの発表において、佐野元春のアルバム「フルーツ」が、「日本のロック/ポップス部門」でNo.1に!

「ミュージックマガジン」誌で、毎年恒例で行われるこの「年間ベストアルバム」特集は、その年に発表された国内外の優れたロックアルバムに対し、包括的な評論を試みているもの。その明確な批評眼は、良心的な音楽リスナーから高い信頼を得ている。

選考は、3人の音楽評論家、今井智子、志田歩、能地ゆう子による合議制によって行われた。

台頭するロック新世代組の勢いを制して、1位、2位にランクされたのは佐野元春とサザンオールスターズの新譜。また、昨年、元春が主催したイベント「THIS!」の出演者3組 (かせきさいだあ、ソウルフラワー・ユニオン、UA) がランク・インしている点も注目。

選考委員の一人、能地ゆう子氏。「96年、日本の音楽シーンは実に健全な歩幅で久々の前進を始めた。それは、いわゆるナントカ・ブームとはまったく無関係の場所でおこなわれている"再生活動"のおかげだ。」(能地)

マーケティング主義に偏向しがちな現在の音楽シーンのなかにあって、タフな前進を試みる佐野元春。1996年度年間ベストアルバムNo.1という今回の評価は、元春にとっても、また彼の音楽を応援するファンにとっても、納得のいくうれしいニュースとなった。

MM誌、1996年度年間ベストアルバム発表結果

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