RF Interviews
ストリングチーズインシデント


マイケル・カン(マンドリン、ヴァイオリン)
カイル・ホリングワース(ピアノ、アコーディオン)
キース・モズリー(ベース)
ビル・ナーシ(ギター)
マイケル・トラヴィス(ドラムス)

Q1 東京でのライブ、いかがでしたか。

本当にエクセレントな素晴らしいショーだった。日本でライブをするのはいつも楽しみで、みんな本当に情熱的なので、エンジョイしたよ。

3度目の来日なので、徐々に自分達のことも分かってくれてるような感じになってる。今回のライブは、今までの中でも最高潮って感じでダンスして反応してくれたりとか、素晴らしかったよ。


Q2 今年の夏は、Lollapalooza フェスティバルをはじめ、大きなイベントに出演しますね。抱負を聞かせてください。

特に野外フェスティバルはいつもエキサイティングで楽しみにしている。今までにもブルー・グラス・フェスティバルとかボナルーとか色々やってきて、そういったフェスティバルでいつも感じるのは、たくさんのエネルギーもらって、観客のみんなと一体感を得られるという事なんで、今回も期待しているね。

あと、他のバンドと競演、ジャムできるし、他のバンドを色々見れたりするので、非常に楽しみにしているよ。普通夏の時期は、ソロ・ツアーが多いんだけど、ただ今回は、夏にアメリカ大統領選挙が控えているという背景があるので、時期的に他のバンドと一緒に集まってツアーをして、フェスティバルを通じて、そういう所に集まってくる若い人たちに自分たちが責任をもってこの国の行く末を考えて欲しいというアピールができればという感じで、ファスティバルを企画したんだ。


Q3 バンドの出身地、ボルドーはとてもいい所ですね。文学やアートをめざす若い人たちがたくさん集まっている、と聞きますが。

基本的にこの街は、大学の街。コロラド大学があって街のサイズも10万人位の非常にいい感じの規模なんだ。場所的にはロッキーのふもとにあるので、野外活動が盛んでハイキングとか、スキーとかそういうものをみんなやってるんだ。確かにアート関係、文学とかやっている人も非常に多いね。


Q4 バンドの出身地、ボルドーには、ほかにもあなたがたのようなバンドがいますか。

レフトオーヴァー・サーモン(食べ残しの鮭)というバンドがいて、付き合いも長い。よく似たような音楽をやっているよ。もうひとつは、モーテット。こっちは、ラテン系、アフリカ系のテイストが入ったバンドなんだ。


Q5 ワールドツアーが続いていますが長いツアーで、happyなことはなんですか。反対に、hard なことは何ですか。

何と言ってもうれしいのは、ずっとツアーで毎晩毎晩演奏を続けていると、バンドがどんどん良くなってくる。ひとつ言えるのは、ずっと音楽を続けてやっていくことでバンドとしての一体感が固まってくるのがいいところ。ヨーロッパ・ツアーからスタートしてスイス、イタリア、ドイツ、オランダ、イギリス、スコットランド、オーストラリアへそして日本に来ました。こうしたツアーでたいへんなのは、やっぱり家族、自分の愛する人たちと離れてツアーをしなくちゃいけないのが、つらいですね。


Q6 JAMバンドのシーンで、チーズのみなさんが推薦するほかのバンドは何ですか。

フィッシュ、MOE、セクター・ナイン、カール・デンソン、ケラー・ウィリアムス、パーティクル。ただ、ジャム・バンドっていうカテゴリーでひとりでやっててもジャム・バンドと言われる場合もあるので、形態にかぎらないけどね。


Q7 radiiofishリスナーにもチーズのファンがたくさんいます。彼らにメッセージを。

サイコー!

聴き手:佐野元春




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