ハートランドからの手紙#104 |
掲載時:97年10月 掲載場所:宣伝用パンフレット 掲載タイトル:HAL FROM APOLLO '69ニューアルバム発表へのコメント |
|
「BORDER」とタイトルされたCDアルバム(Bounce Record No.0023)がある。そのアルバムで、HAL FROM APOLLO '69が、僕の曲、「Sunday Morning Blue- 日曜の朝の憂うつ」をカバーしていた。
僕は聴いた。これは、この曲を書いた作者としての、僕の意見だが、HAL FROM APOLLO '69のこの曲への解釈はすばらしかった。評論家の渋谷陽一氏も同じ意見だった。僕はうれしかった。 原曲を越え、HAL FROM APOLLO '69の思考回路をくぐった僕のその曲は、新たな装いをもって、別のメッセージを発しているかのようだった。 メタ・フィジカルなポップ。僕が確信していることは、この分野でのポップ表現において、後にも先にも、HAL FROM APOLLO '69を越えるものはいないだろう、ということだ。 ニュー・レコードの完成。おめでとう! |
無断転載、引用を禁じます。Copyright M's Factory Music Publishers, Motoharu Sano. |