佐野元春 | VISITORS 20TH Anniversary Edition


パッケージについて インタビューズ ストア ヴィジターズ・フォトコンテスト 9ストーリーズ
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■[品 番] ESCL-2504〜2505
■[価 格] ¥3,990(税込)¥3,800(税抜)
■[発売日] 2004年 2月25日(水曜日)
■[仕 様] CD+DVD 2枚組 | 両観音開き紙ジャケット、54ページブックレット



DSIC ONE Original Tracks
1. COMPLICATION SHAKEDOWN [4'50'']
2. TONIGHT [5'05'']
3. WILD ON THE STREET [4'53'']
4. SUNDAY MORNING BLUE [5'56'']
5. VISITORS [4'53'']
6. SHAME - 君を汚したのは誰 [3'51'']
7. COME SHINING [6'16'']
8. NEW AGE [6'05'']

監修:山崎二郎氏(バフアウト編集長)

Bonus Tracks
9. TONIGHT
(Special Extended Club Mix) [6'48'']
10. COMPLICATION SHAKEDOWN

(Special Extended Club Mix) [7'50'']
11. WILD ON THE STREET
(Special Extended Club Mix) [6'12'']





DSIC TWO Bouns DVD
1. COME SHINING(Live re-mix version)
2. COMPLICATION SHAKEDOWN
 (Live re-mix version)
3. TONIGHT (music clip by Bob Lampel)
4. NEW AGE (music clip by Tim Pope)
5. COMPLICATION SHAKEDOWN
 (未発表PV music clip by John Samborn)
6. N.Y.C 1983〜1984



Recorded At Shnagawa Prince Hotel Arena
Recorded At Shnagawa Prince Hotel Arena

Shooted And Edited In N.Y.C. 1984
Shooted And Edited In London 1984
Shooted And Edited In N.Y.C. 1984

Photographs by Goro Iwaoka In N.Y.C.1984

ボーナストラック解説

Audio Disc

■9. TONIGHT(Special Extended Club Mix)
■10. COMPLICATION SHAKEDOWN
(Special Extended Club Mix)
■11. WILD ON THE STREET
(Special Extended Club Mix)

1984年、アルバム'Visitors' と同時期に、国内初のアナログ12インチシングルとして2枚リリースされた。'Complication Shakedown' 12インチバージョンは、海外でのリリース盤もある。

アナログ12インチシングルとは、クラブやディスコでのDJによるプレイが楽曲プロモーションにつながることから、レコードやFMプレイとは別に、フロア用として、楽曲をリ・ミックスされた音源のこと。84年当時、佐野はニューヨークでハプニングしていたこの形態をいち早く国内に持ちこんだ。

クラブ文化が醸成されていなかった当時の日本においてこの'アナログ12インチシングル' は過激すぎたが、20年後の現在、日本語によるヒップホップサウンドの先駆けとして多くのフロアDJがこのレコードを採用している。

これまでCD化されたことのなかったこれらの音源が、今回ボーナストラックとして収録されたことで、当時のリスナーだけでなく若いリスナー層に聴かれる機会を得たことの意義は大きい。

<当時リリースされた12インチ>
トゥナイト
A-Side:Special Extended Club Mix
B-Side:Instrumental Version
'84.4.21(12.3H-118)

コンプリケイション・シェイクダウン
A-Side:Special Dance Mix
B-Side:"ワイルド・オン・ザ・ストリート"Special Club Mix
'84.6.21(12.3H-130)

Release in U.S.A
Complication Shakedown
A-Side:Complication Shakedown
B-Side:Wild On The Street/Come Shining
(49-05076)



DVD
■ 1. COME SHINING(Live re-Remix version)
■ 2. COMPLICATION SHAKEDOWN

1985年、伝説となったヴィジターズ・ツアーの最終日、東京品川アイスアリーナでの模様を収めたライブビデオ 'Visitors Tour '84-'85' からのライブ映像。映像は'Visitors Tour '84-'85' からのライブ映像、音源は今回の収録にあたって新たにミックスし直された。猛々しいまでに過激な若き佐野がここにいる。

シークエンスとバンドサウンドを融合したライブサウンドは今では一般的な手法だが85年当時はマジックだった。佐野はレコードの 'COMPLICATION SHAKEDOWN' でも使っているDMXマシーンをこのライブでも駆使している。

当時、フィルムによる撮影はコストが高くツアーの記録をパッケージ化することは現実的でなかった。しかしビデオの普及によって簡易に撮影・編集することが可能になり、佐野はその点に注目。'Visitors Tour '84-'85' は、すべてビデオで撮影・編集を行った国内で始めてのケースとなった。これによって、ツアーの模様を記録してパッケージ化するやり方が確立し、以降多くのアーティストやレコードメーカーが追従した。

■ 3. TONIGHT (music clip by Bob Lampel)
■ 4. NEW AGE
(music clip by Tim Pope)
■ 5. COMPLICATION SHAKEDOWN
(music clip by John Samborn)

佐野がニューヨークに滞在していた1983-84年は、ケーブル音楽配信番組MTVが一般化した年でもあった。ミュージック・クリップの可能性を感じた佐野は自ら海外の映像ディレクターとコンタクトを取り撮影を行った。ここに収録された3曲がそれだ。

'NEW AGE' の映像ディレクターはティム・ポープ。The Cureの一連のミュージック・クリップで評価の高い監督だ。撮影と編集はロンドン。ロボットのコマ撮りによるアニメ的な手法が印象的だ。

しかし何と言っても特筆すべきは、元春ファンの間では幻とされていた未発表のクリップ、'COMPLICATION SHAKEDOWN' が、20年という月日を経てここに日の目を見たことだろう。この作品をなぜ、当時のレコードメーカーが公開を拒んだのか謎だ。

NYの映像作家ジョン・サンボーンとのコラボレーションによる 'COMPLICATION SHAKEDOWN' のラディカルさは秀逸だ。 映像と音楽のコラボレーションをファイン・アートの視点から捉えた希有な作品。もはや'プロモーション・クリップ' という枠を越えたビデオ・アートだ。

海外でミュージック・クリップ制作のノウハウを会得した佐野は帰国後、所属レーベルに向けてプロモーションにおけるミュージック・クリップの必要性を説き、国内初のプロモーション・クリップとなる 'ヤングブラッズ' を制作する。

試聴にはQuicTime が必要です。getQT








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